2018年03月15日

西三河古書組合主催の古書交換会に参加。

2018年3月15日(木曜日)

おはようございます
会場脇の河川に植えられた桜の木が満開でした。

写真を撮影しましたのでご覧下さい。






市場での模様を詳しく記す事は組合員の中で、あまり好まれませんので、記述を極力避けております。
ですが、一般のお客様にはなかなかご理解頂けませんので、ほんの少し記させて頂きます。

大量の本で会場内は埋め尽くされますが、これらの本は、参加した店舗全店で仲良く分配致しました。
買い支えているといった表現が正しいのでしょうか?
相場をこれ以上下げない為に、各古書店全員が協力していると思って頂ければ幸いです。

それでも珍しい本、人気が高いジャンルの本に関しましては、高額で取引されているのも、また事実です。

市場終了後に知多郡東浦町にて出張買取を受け賜りましたが、ほぼ買取する事は出来かねる本ばかりで頭を抱えます。
1000冊以上ある書棚の中から抜き出したのは書道のシリーズ20冊とDVDボックス10枚組のみでした。
しっかりとお値段をおつけしたところ、ご依頼主様にはとてもお喜び頂けたご様子です。

ほんの僅かな冊数しか買取していかない店主に不思議な顔のご依頼主様。
車内には、西三河古書交換会で落札してきた本の大山が積み込まれてありましたので、お見せしたところ、ご納得されてみえました(笑)

ご依頼主様の言葉が印象的です。
「我々、素人では売れる本、売れない本の区別はつかないなぁ・・・・」

一縛り30冊ほどで何十も積み重ねてあり、ダンボール箱、20箱は積載されている車内で、私が欲しかった本は、ほんの僅か。
「この本を目当てで、落札したんですよ」とご依頼主様にご説明差し上げても、なかなかご理解頂けないでしょうね。

知多郡のご依頼主様は書道の専門書、文房四宝をまとまった数をお持ちで、こちらは後日お預かりして業者市場に出品する事になりました。
珍しい本ですと、お客様により良いご提案として業者市場の代理出品も受け賜っております。

珍本、奇本~和本、古文書、版画、戦前絵葉書~専門書・近年の書籍まで、冊数をお持ちのお客様でご処分、ご売却をご検討の際は、まずはお電話にてご相談下さい。
052-721-6488 朝7:00~夜10:00まで年中無休にて受け付けております。


仕事の事ばかり記しましたので、昼食風景もUPします。
東三河古書組合の方々、西三河古書組合の方、私の計4名で先に記した「おしどり寿司」さんへ参りました。

が、

さすが超人気店。

三組ほどお待ちでしたので、今回は「毎度おおきに食堂」さんで。



ご馳走様でした。  


Posted by 河島書房 at 08:38岡崎市古書出張買取